AS2160
6連ストッカーによる全自動連続測定で、カーボンブラック等の粒子の硬度とサイズを精密に解析。AS2100の後継機として、大量サンプルの高速・高精度な品質管理を実現します。
カーボンブラックの製造工程では、ペレット(造粒物)の硬度と粒径が最終製品の品質を大きく左右します。硬度が低すぎると輸送中にペレットが崩壊して粉塵が発生し、高すぎるとゴムや樹脂への分散性が悪化します。粒径のばらつきは計量精度や混合均一性に直接影響するため、ロットごとの管理が欠かせません。
AS2160 は、6連ストッカーによる全自動連続測定により、大量サンプルの硬度と粒径を無人で高速に処理します。オペレーターはストッカーにサンプルをセットするだけで、装置が自動的にペレットを1粒ずつ供給し、圧壊強度と粒径を同時に測定してデータを記録します。
AS2160 の最大の特長は、6つのサンプルストッカーを搭載した全自動供給機構です。各ストッカーにそれぞれ異なるロットやグレードのサンプルをセットしておくことで、最大6ロットの連続自動測定が可能になります。
夜間や休日の無人運転にも対応し、翌朝にはすべてのロットの測定データがPC上に揃っている運用が実現します。これにより、品質管理担当者は測定作業そのものに時間を費やすことなく、データの分析や工程へのフィードバックに集中できます。
6連ストッカーにより、オペレーター不在でも最大6ロットの連続自動測定が可能。測定作業の省人化と、品質判定の迅速化を同時に達成します。
AS2006-L はペレットを1ロットずつ手動で供給する方式のため、測定のたびにオペレーターがサンプルをセットする必要があります。少量のサンプルを都度測定する研究開発用途や、省スペースが求められる環境に適しています。
AS2160 は6連ストッカーによるバッチ処理に対応しているため、多ロットの受入検査や出荷前検査など、大量サンプルを効率よく処理する品質管理部門での運用に最適です。
AS2160 はカーボンブラックのペレット測定を主な用途としていますが、球状の造粒物であれば幅広い材料に適用できます。以下のような業界・材料で導入実績があります。
従来の手動供給方式では、1日に処理できるサンプル数に限りがあり、サンプリング数を増やすとオペレーターの作業負荷が大きくなるという課題がありました。AS2160 の全自動連続測定は、この課題を根本的に解消します。
サンプリング頻度を増やすことで、ロット内の品質ばらつきをより正確に把握でき、工程異常の早期検出や統計的工程管理(SPC)の精度向上につながります。PC接続によるデータ管理機能を活用すれば、測定結果の時系列分析やロット間比較を効率的に実施できます。
型式 | AS2160 (旧AS2100) |
|---|---|
測定方式 | 圧子圧壊方式 |
測定対象 | 球状ペレット(カーボンブラック等) |
サンプル供給 | 6連ストッカー全自動 |
測定項目 | 圧壊強度、粒径 |
準拠規格 | JIS K 6219 |